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仇打
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あだうち
ふりがな文庫
“
仇打
(
あだうち
)” の例文
よく、物語にある、
仇打
(
あだうち
)
の女が助太刀の男に感謝のこころから、恋愛を
惹起
(
じゃっき
)
して行く。そんな気持だった。けれども、かの女は帰国しなくてはならない。
母子叙情
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
と天命とはいいながら、富五郎が
浮々
(
うか/\
)
とお隅の処へ遊びに参るという、これから
仇打
(
あだうち
)
になりまするが、一寸一息。
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
仇打
(
あだうち
)
の志があった美女の小まんはまた大力でもあったのでこういう唄が残っているといった。
東海道五十三次
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
懐へ匕首を隠して庭の方の雨戸を明けると、雪は小降になった様でもふッ/\と吹っかける中を
跣足
(
はだし
)
で駈出して、交遊庵という一角の隠家へ踏込みまするというお隅
仇打
(
あだうち
)
のお話を次回に。
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
お
母
(
っか
)
さんも呆れて出て
行
(
ゆ
)
けというから離縁状を貰っておくんなさい、私は
仇打
(
あだうち
)
は出来ません、仕方なしに仇を打つと云ったので実は義理があるからさ、よく/\考えて見れば馬鹿げている
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
仇
漢検準1級
部首:⼈
4画
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
“仇”で始まる語句
仇
仇敵
仇討
仇名
仇気
仇花
仇讐
仇英
仇人
仇家