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仁安
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にんあん
ふりがな文庫
“
仁安
(
にんあん
)” の例文
仁安
(
にんあん
)
の三年。それは、平治の大乱があってから十年目、頼朝が伊豆へ流されてから九年目である。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その年は喪中のため即位の行事も取やめになったが、暮の二十四日、東の御方、
建春門院
(
けんしゅんもんいん
)
の腹になる、後白河院の皇子に親王の
宣旨
(
せんじ
)
があり、明けて、年号が変って
仁安
(
にんあん
)
となった。
現代語訳 平家物語:01 第一巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
久安六年正月六日正五位下、翌
仁平
(
にんぺい
)
元年正月六日従四位下。仁平三年四十歳、院の仰せにより『久安六年百首』を部類分けして奉った。
仁安
(
にんあん
)
二年、清盛太政大臣となった年、俊成と改名、五十四歳。
中世の文学伝統
(新字新仮名)
/
風巻景次郎
(著)
久我大納言顕通
(
こがのだいなごんあきみち
)
の子で、
仁安
(
にんあん
)
元年座主となり、当時天下第一と言われる程の智識と高徳を備えた人で、上からも下からも、尊敬されていた人だったが、ある時、
陰陽師
(
おんようし
)
の
安倍泰親
(
あべのやすちか
)
が
現代語訳 平家物語:02 第二巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
“仁安”の意味
《固有名詞》
日本の元号の一つ。永万の後、嘉応の前。1166年8月27日から1169年4月8日までの期間のこと。
(出典:Wiktionary)
仁
常用漢字
小6
部首:⼈
4画
安
常用漢字
小3
部首:⼧
6画
“仁”で始まる語句
仁
仁王
仁和寺
仁王立
仁王門
仁慈
仁丹
仁和賀
仁義
仁田