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人情本
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にんじやうぼん
ふりがな文庫
“
人情本
(
にんじやうぼん
)” の例文
蘿月
(
らげつ
)
は色の白い眼のぱつちりした
面長
(
おもなが
)
の
長吉
(
ちやうきち
)
と、
円顔
(
まるがほ
)
の
口元
(
くちもと
)
に
愛嬌
(
あいきやう
)
のある
眼尻
(
めじり
)
の
上
(
あが
)
つたお
糸
(
いと
)
との、若い美しい二人の
姿
(
すがた
)
をば、
人情本
(
にんじやうぼん
)
の作者が
口絵
(
くちゑ
)
の
意匠
(
いしやう
)
でも考へるやうに
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
“人情本”の解説
人情本(にんじょうぼん)は、江戸の地本のうち、庶民の色恋をテーマにした読み物の呼び名。江戸時代後期の文政年間から行われ、天保年間を最盛期として、明治初年まで流通した写実的風俗小説。女性に多く読まれた。代表的作者は為永春水。
(出典:Wikipedia)
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
情
常用漢字
小5
部首:⼼
11画
本
常用漢字
小1
部首:⽊
5画
“人情”で始まる語句
人情
人情噺
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人情咄
人情深
人情話
人情的
人情地獄
人情談話