“亡状”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぶじやう50.0%
ぼうじょう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
われはさる説法のためにこゝに來しにはあらず。われは市長ボデスタ一家の使節なり。おん身の伺候をおこたること三日なりしは、ロオザに聞きつ。何といふ亡状ぶじやうぞや。く往きていばらを負ひて罪を謝せよ。
相手が百万石の加賀守では、駅の者も手出しができないで、その亡状ぼうじょうに任せているのだなと米友が気取けどると、またも歯をギリギリとかみ鳴らしました。
大菩薩峠:24 流転の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)