“ぼうじょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
坊城50.0%
亡状25.0%
暴状25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
坊城ぼうじょう宰相さいしょうが、おどろきを面にみせた。
私本太平記:08 新田帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
相手が百万石の加賀守では、駅の者も手出しができないで、その亡状ぼうじょうに任せているのだなと米友が気取けどると、またも歯をギリギリとかみ鳴らしました。
大菩薩峠:24 流転の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
屍体の下半身は、酸鼻さんびとも残虐ざんぎゃくともいいようのない、まるで猛獣が獲物の小動物を食い散らした跡のような、眼も当てられない暴状ぼうじょうを呈していた。体の下腹部に被害者のスカートが掛けてあった。
女肉を料理する男 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)