亡状ぼうじょう)” の例文
相手が百万石の加賀守では、駅の者も手出しができないで、その亡状ぼうじょうに任せているのだなと米友が気取けどると、またも歯をギリギリとかみ鳴らしました。
大菩薩峠:24 流転の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)