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井水
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いみず
ふりがな文庫
“
井水
(
いみず
)” の例文
勿論下総十五郎の
啖呵
(
たんか
)
は、大野ざらしの彫り物の中から、
井水
(
いみず
)
のように凄じく噴きあげている最中なのです。
旗本退屈男:11 第十一話 千代田城へ乗り込んだ退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
「——いよいよここが追分手前で、あのとおり
井水
(
いみず
)
が吹きこぼれている
走井
(
はしりい
)
の名物茶屋。お名残り惜しゅうございますが、お見送りもここまでといたしましょう」
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
井水
(
いみず
)
を汲み上げる音がする。だが寧子は、水桶を
提
(
さ
)
げずに、じっとこっちを振り向いていた。
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
井水
(
いみず
)
を汲んで口へふくませ、自家の
薬丹
(
やくたん
)
を
印籠
(
いんろう
)
から取り出しなどしている間に、鴻山は、
縛
(
くく
)
し上げた三次や二人の
手下
(
てか
)
を引っ立て、一室にほうりこんで厳重にとざしてしまった。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「おそれ入りますが、
井水
(
いみず
)
はどこにございましょうか」
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
井
常用漢字
小4
部首:⼆
4画
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
“井”で始まる語句
井
井戸
井桁
井戸端
井伊掃部頭
井筒
井楼
井上
井然
井上一郎