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二言目
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ふたことめ
ふりがな文庫
“
二言目
(
ふたことめ
)” の例文
老人たちが
二言目
(
ふたことめ
)
にはよく言う昔の人の元気と勇気、それは多くの場合にはこの腕力の自信であった。もう一つ以前には力は信仰であった。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
二言目
(
ふたことめ
)
にはお金がかかるお金がかかると云ひ、藝術の作品を金錢に計量しなくては承知しない母親の態度にも
慊
(
あきた
)
らず、こんな迷惑な地位に自分を
陷
(
おとしい
)
れ
貝殻追放:013 先生の忠告
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
「
二言目
(
ふたことめ
)
には食えれば食えればとおっしゃるが、今こそ、どうにかこうにかして行きますけれども、このぶんで押して行けば今に食べられなくなりますよ」
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
『阿父さんの事だから何を為さるか知れ無い。
昔
(
むかし
)
から
二言目
(
ふたことめ
)
には人民の為だもの。』
蓬生
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
(著)
二言目
(
ふたことめ
)
には大きな声を出して怒鳴るし。音楽に趣味なんて、とんでもない大嘘だわ。
女の一生
(新字新仮名)
/
森本薫
(著)
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さうして
独
(
ひとり
)
で利巧ぶつて、
可恐
(
おつそろし
)
い意気がりで、
二言目
(
ふたことめ
)
には金々と、金の事さへ言へば人は
難有
(
ありがた
)
がるものかと思つて、俺がかうと
思
(
おも
)
や千円出すとか、ここへ一万円積んだらどうするとか
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
二
常用漢字
小1
部首:⼆
2画
言
常用漢字
小2
部首:⾔
7画
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
“二言”で始まる語句
二言
二言三言
二言葉