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二様
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によう
ふりがな文庫
“
二様
(
によう
)” の例文
彼女は黙って前後
二様
(
によう
)
の自分を比較して見た。そうしてこの急劇な変化の責任者として、胸のうちで、吉川夫人の名前を
繰
(
く
)
り
返
(
かえ
)
さない訳に行かなかった。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
この願いは
二様
(
によう
)
の意味で忠通のこころを動かした。第一は乙女の孝心に感じさせられたのと、もう一つには自分の過去に対する微かな悔み心を誘い出されたのとであった。
玉藻の前
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
本年演劇珍書刊行会において翻刻せし鳥居清信が『
四場居百人一首
(
しばいひゃくにんいっしゅ
)
』(全一冊)は元禄六年の板にして、この珍書は日本演劇
並
(
ならび
)
に浮世絵研究者に取りて
二様
(
によう
)
の興味を感ぜしむ。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
二
常用漢字
小1
部首:⼆
2画
様
常用漢字
小3
部首:⽊
14画
“二”で始まる語句
二人
二
二十歳
二十
二月
二十日
二日
二重
二個
二間