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二朱
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にしゅ
ふりがな文庫
“
二朱
(
にしゅ
)” の例文
二朱
(
にしゅ
)
の
銀
(
かね
)
をお絹から貰って、お此は又おどろいた。お絹は
剰銭
(
つり
)
はいらないと言った。
両国の秋
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
私は今こそ借金を払った
後
(
あと
)
でなけなしの金を何でも
二朱
(
にしゅ
)
か
一歩
(
いちぶ
)
出して、そのセメンシーナを
買
(
かっ
)
て母に服用させて、
其
(
そ
)
れが
利
(
き
)
いたのか何か
分
(
わか
)
らぬ、
田舎
(
いなか
)
医者の言うことも
固
(
もと
)
より信ずるに足らず
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
二朱
(
にしゅ
)
もってゆくと酒と飯が出たものだった。
旧聞日本橋:22 大門通り界隈一束(続旧聞日本橋・その一)
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
日本では二十四
文
(
もん
)
か三十文と云うその牡蠣が、亜米利加では
一分
(
いちぶ
)
二朱
(
にしゅ
)
もする勘定で、恐ろしい物の高い所だ、
呆
(
あき
)
れた話だと思たような次第で、社会上、政治上、経済上の事は
一向
(
いっこう
)
分らなかった。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
二
常用漢字
小1
部首:⼆
2画
朱
常用漢字
中学
部首:⽊
6画
“二朱”で始まる語句
二朱金