乱暴狼藉らんぼうろうぜき)” の例文
旧字:亂暴狼藉
一国の代議士と言われる人で平生へいぜいさかんに立憲論を唱えながら家にあっては酒道楽にふけり女道楽にすさ言語同断ごんごどうだん乱暴狼藉らんぼうろうぜき朝から晩まで我が家庭に対して非立憲の行為を
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
たたみを焼いてだんをとったり、みごとな双幅そうふくや、金蒔絵きんまきえ脇息きょうそくをたたッこわしたり、破いたり、それを燃料に野天風呂をわかすやら、ありとあらゆる乱暴狼藉らんぼうろうぜきをはたらき
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
酒の酔いにかこつけて乱暴狼藉らんぼうろうぜきを働いて、故意に留置され、立派な現場不在証明を作ったのです。
ネオン横丁殺人事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
... 君が以前食べたというのはどういうふうに料理したか」大原「牛肉の煮込のように鍋の中へ豚の生肉をんで煮たのさ」主人「アハハそれこそ言語同断ごんごどうだん乱暴狼藉らんぼうろうぜきというものだ。 ...
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)