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乱刃
ふりがな文庫
“乱刃”の読み方と例文
読み方
割合
らんじん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
らんじん
(逆引き)
よじ登ッてくる命知らずを迎えて、いたる所で
乱刃
(
らんじん
)
の斬りむすびや取ッ組みあいの肉闘が行われていた。
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
旭の
光輝
(
ひかり
)
に照らされたる、人形の瞳は
玲瓏
(
れいろう
)
と人を射て、右眼、得三の死体を見て
瞑
(
めい
)
するがごとく、左眼泰助を迎えて謝するがごとし。五体の玉は
乱刃
(
らんじん
)
に砕けず左の肩わずかに微傷の
痕
(
こん
)
あり。
活人形
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
と、そこの激しい
乱刃
(
らんじん
)
を想像した。
鳴門秘帖:05 剣山の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
乱刃(らんじん)の例文をもっと
(4作品)
見る
乱
常用漢字
小6
部首:⼄
7画
刃
常用漢字
中学
部首:⼑
3画
“乱”で始まる語句
乱
乱暴
乱波
乱麻
乱杭
乱箭
乱杭歯
乱髪
乱暴者
乱次
“乱刃”のふりがなが多い著者
吉川英治
泉鏡花