“らんじん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
蘭人55.6%
乱刃44.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ついでながら仏公使の云々うんぬんしたる陸軍の事をしるさんに、徳川の海軍は蘭人らんじんより伝習でんしゅうしたれども、陸軍は仏人に依頼いらいし一切仏式ふっしきを用いていわゆる三兵さんぺいなるものを組織そしきしたり。
およそ銅鉄の腐るはじめは虫が生ずるためで、「さびるくさるはじめさびの中かならず虫あり、肉眼に及ばざるゆゑ」人が知らないのであるが、これは蘭人らんじんの説であるという説明があって
語呂の論理 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
と、そこの激しい乱刃らんじんを想像した。
鳴門秘帖:05 剣山の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
乱刃らんじん
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)