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九疋
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くひき
ふりがな文庫
“
九疋
(
くひき
)” の例文
急いでそつちへ行つて見ますと、すきとほつたばら色の火がどん/\燃えてゐて、
狼
(
オイノ
)
が
九疋
(
くひき
)
、くる/\/\、火のまはりを踊つてかけ歩いてゐるのでした。
狼森と笊森、盗森
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
急いでそっちへ行って見ますと、すきとおったばら色の火がどんどん燃えていて、
狼
(
オイノ
)
が
九疋
(
くひき
)
、くるくるくるくる、火のまわりを
踊
(
おど
)
ってかけ歩いているのでした。
狼森と笊森、盗森
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
すると、すぐ
狼
(
オイノ
)
が
九疋
(
くひき
)
出て来て、みんなまじめな顔をして、手をせわしくふって云いました。
狼森と笊森、盗森
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
聞えるものは
雪婆
(
ゆきば
)
んごのあちこち行つたり来たりして叫ぶ声、お互の
革鞭
(
かはむち
)
の音、それからいまは雪の中をかけあるく
九疋
(
くひき
)
の雪狼どもの息の音ばかり、そのなかから
雪童子
(
ゆきわらす
)
はふと
水仙月の四日
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
聞えるものは
雪婆
(
ゆきば
)
んごのあちこち行ったり来たりして叫ぶ声、お互の
革鞭
(
かわむち
)
の音、それからいまは雪の中をかけあるく
九疋
(
くひき
)
の雪狼どもの息の音ばかり、そのなかから
雪童子
(
ゆきわらす
)
はふと
水仙月の四日
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
▼ もっと見る
三人の
雪童子
(
ゆきわらす
)
は、
九疋
(
くひき
)
の
雪狼
(
ゆきおいの
)
をつれて、西の方へ帰つて行きました。
水仙月の四日
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
三人の雪童子は、
九疋
(
くひき
)
の
雪狼
(
ゆきおいの
)
をつれて、西の方へ帰って行きました。
水仙月の四日
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
九
常用漢字
小1
部首:⼄
2画
疋
漢検準1級
部首:⽦
5画
“九”で始まる語句
九
九歳
九重
九十九折
九州
九段
九月
九刻
九年母
九戸