“雪婆”の読み方と例文
読み方 | 割合 |
---|---|
ゆきば | 100.0% |
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「さうさう、それでいゝよ。さあ、降らしておくれ。なまけちや承知しないよ。ひゆうひゆうひゆう、ひゆひゆう。」雪婆んごは、また向ふへ飛んで行きました。
“雪婆”の解説
雪婆(ゆきんば、ゆきばんば)とは、愛媛県北宇和郡吉田町(現・松野町)などに伝わる妖怪である。
愛媛では「ゆきんば」といい、雪の降る時期に現れる一本足の老婆とされ、歩くと雪の上に一本足の足跡を残すという。子供をさらうともいい、この時期には吉田町の人々は、子供を外出させないように注意を払っていた。
明治時代の作といわれる妖怪絵巻『ばけもの絵巻』(作者不詳)では「雪姥」とされる。それによれば、かつて奥越の松の山なる地方で、2月頃にある者が雪の降る麦畑を歩いていると、自分を呼びとめる女の声が聞こえた。見ると、乱れ髪の一本足の雪姥が現れ、襲いかかろうとしてきた。彼は必死に逃げ、やがて雪が晴れるとともに雪姥は消えたという。
(出典:Wikipedia)
愛媛では「ゆきんば」といい、雪の降る時期に現れる一本足の老婆とされ、歩くと雪の上に一本足の足跡を残すという。子供をさらうともいい、この時期には吉田町の人々は、子供を外出させないように注意を払っていた。
明治時代の作といわれる妖怪絵巻『ばけもの絵巻』(作者不詳)では「雪姥」とされる。それによれば、かつて奥越の松の山なる地方で、2月頃にある者が雪の降る麦畑を歩いていると、自分を呼びとめる女の声が聞こえた。見ると、乱れ髪の一本足の雪姥が現れ、襲いかかろうとしてきた。彼は必死に逃げ、やがて雪が晴れるとともに雪姥は消えたという。
(出典:Wikipedia)