雪婆ゆきば)” の例文
赤い毛布ケットかつぎ、「カリメラ」の銅鍋どうなべや青いほのおを考えながら雪の高原を歩いていたこどもと、「雪婆ゆきばンゴ」や雪狼ゆきオイノ雪童子ゆきわらすとのものがたり。
「さうさう、それでいゝよ。さあ、降らしておくれ。なまけちや承知しないよ。ひゆうひゆうひゆう、ひゆひゆう。」雪婆ゆきばんごは、また向ふへ飛んで行きました。
水仙月の四日 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
聞えるものは雪婆ゆきばんごのあちこち行つたり来たりして叫ぶ声、お互の革鞭かはむちの音、それからいまは雪の中をかけあるく九疋くひきの雪狼どもの息の音ばかり、そのなかから雪童子ゆきわらすはふと
水仙月の四日 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
聞えるものは雪婆ゆきばんごのあちこち行ったり来たりして叫ぶ声、お互の革鞭かわむちの音、それからいまは雪の中をかけあるく九疋くひきの雪狼どもの息の音ばかり、そのなかから雪童子ゆきわらすはふと
水仙月の四日 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
雪婆ゆきばんごは、遠くへ出かけてりました。
水仙月の四日 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
雪婆ゆきばんごは、遠くへ出かけてりました。
水仙月の四日 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)