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乗合
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のりあひ
ふりがな文庫
“
乗合
(
のりあひ
)” の例文
旧字:
乘合
大きな時計ばかりが
眼
(
め
)
に
着
(
つ
)
いた。三四郎は又そつと自分の席に返つた。
乗合
(
のりあひ
)
は大分居る。けれども三四郎の挙動に注意する様なものは
一人
(
ひとり
)
もない。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
……
下
(
した
)
が
黒羽二重
(
くろはぶたへ
)
の
紋着
(
もんつき
)
と
云
(
い
)
ふ
勤柄
(
つとめがら
)
であるから、
余計
(
よけい
)
人目
(
ひとめ
)
について、
乗合
(
のりあひ
)
は一
時
(
じ
)
に
哄
(
どつ
)
と
囃
(
はや
)
す。
続銀鼎
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
乗合
(
のりあひ
)
の
砲兵士官
(
はうへいしくわん
)
の
一握の砂
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
乗
常用漢字
小3
部首:⼃
9画
合
常用漢字
小2
部首:⼝
6画
“乗合”で始まる語句
乗合自動車
乗合馬車
乗合舟
乗合船
乗合腕車