主管ばんとう)” の例文
李克用は許宣が杭州で薬舗やくほ主管ばんとうをしていたことを知ったので、仕事をさしてみると、することがしっかりしていてあぶなかしいと思うことがなかった。
蛇性の婬 :雷峰怪蹟 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
李克用は許宣が杭州で薬舗の主管ばんとうをしていたことを知ったので、仕事をさしてみると、することがしっかりしていて、あぶなかしいと思うことがなかった。
雷峯塔物語 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
許宣も人の家の主管ばんとうをして身を縛られるよりも、自由にじぶんみせを持ちたかった。彼は白娘子のことばに動かされた。
蛇性の婬 :雷峰怪蹟 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
この李仁は南廊閣子庫なんろうかくしこ幕事ばくじであった。許宣はその李幕事の家にいて、日間ひるま官巷かんこうで薬舗をやっている李幕事の弟の李将仕りしょうしという人の家へ往って、そこの主管ばんとうをしていた。
雷峯塔物語 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
この李仁は南廊閣子庫なんろうかくしこ幕事ばくじであった。許宣はその李幕事の家にいて、日間ひるま官巷かんこう薬舗くすりみせをやっている李幕事の弟の李将仕りしょうしと云う人の家へ往って、そこの主管ばんとうをしていた。
蛇性の婬 :雷峰怪蹟 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
「ほう、主管ばんとうさん……」
雷峯塔物語 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)