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中有
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ちう
ふりがな文庫
“
中有
(
ちう
)” の例文
呀
(
あ
)
ツと思はず聲を出した時、かの聲無き葬列は
礑
(
はた
)
と進行を止めて居た、そして棺を擔いだ二人の前の方の男は左の足を
中有
(
ちう
)
に浮して居た。其
爪端
(
つまさき
)
の處に、彼の穢い女乞食が
摚
(
どう
)
と許り倒れて居た。
葬列
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
呀
(
あ
)
ツと思はず声を出した時、かの声無き葬列は
礑
(
はた
)
と進行を止めて居た、そして、棺を担いだ二人の前の方の男は左の足を
中有
(
ちう
)
に
浮
(
うか
)
して居た。其
爪端
(
つまさき
)
の処に、
彼
(
か
)
の
穢
(
きた
)
ない女乞食が
摚
(
だう
)
と許り倒れて居た。
葬列
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
“中有(
中陰
)”の解説
中陰(ちゅういん、sa: antarā-bhava, 蔵: bar do)あるいは中有(ちゅうう)は、仏教において有情が生と死を繰り返し流転する過程を四有(4種の生存)に分けるうちで、前世の死の瞬間(死有(しう))から次の世に生を受ける刹那(生有(しょうう))までの時期における幽体とでもいうべきもの。または、そのような状態である期間。
(出典:Wikipedia)
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
有
常用漢字
小3
部首:⽉
6画
“中”で始まる語句
中
中央
中間
中空
中々
中宮
中旬
中心
中原
中風