両刳りょうぐ)” の例文
お光は店をあがって、脱いだ両刳りょうぐりの駒下駄こまげたと傘とを、次の茶の間を通り抜けた縁側のすみの下駄箱へしまうと、着ていた秩父銘撰ちちぶめいせん半纏はんてんを袖畳みにして、今一間茶の間と並んだ座敷の箪笥たんすの上へ置いて
深川女房 (新字新仮名) / 小栗風葉(著)