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すゑ
ふりがな文庫
“
下旬
(
すゑ
)” の例文
六月
下旬
(
すゑ
)
の
日射
(
ひざし
)
が、もう
正午
(
ひる
)
に近い。
山国
(
さんごく
)
の空は秋の如く澄んで、姫神山の右の肩に、綿の様な白雲が
一団
(
ひとかたまり
)
、彫出された様に浮んでゐる。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
私
(
わたし
)
が釧路の新聞へ行つたのは、恰度一月
下旬
(
すゑ
)
の事、寒さの一番酷しい時で、華氏寒暖計が毎朝零下二十度から三十度までの間を昇降して居た。
菊池君
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
何日しか七月も
下旬
(
すゑ
)
になつた。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
一月の
下旬
(
すゑ
)
に来て。
菊池君
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
“下旬”の意味
《名詞》
下 旬(げじゅん)
月の21日から末日までの間。
(出典:Wiktionary)
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
旬
常用漢字
中学
部首:⽇
6画
“下”で始まる語句
下
下手
下駄
下手人
下谷
下婢
下総
下司
下野
下僕