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三鈷
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さんこ
ふりがな文庫
“
三鈷
(
さんこ
)” の例文
あたかも江戸にも
播州
(
ばんしゅう
)
にも和歌山にも皿屋敷があったり、真言宗が拡まった国には必ず弘法大師
三鈷
(
さんこ
)
の松類似の話があったり
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
遣唐使
(
けんとうし
)
にしたがって、遠く中国に留学され、その地で真言の秘奥をきわめられると、『この
三鈷
(
さんこ
)
の落ちとどまるところが、わが宗旨をあげひろめる霊地である』
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
高さ一尺二、三寸の銅像で、左の足で蓮花を踏み、右の足を高く上げ、左の手は腰にあて、
三鈷
(
さんこ
)
を持った右の手を頭上に振りかざし、
稍
(
やや
)
忿怒
(
ふんぬ
)
の相を帯びた半裸体のものである。
金峰山
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
“三鈷”の意味
《名詞》
密教で修法に用いられる法具の一つ。金剛杵のうち両端が三つに分かれているもの。
(出典:Wiktionary)
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
鈷
漢検準1級
部首:⾦
13画
“三”で始まる語句
三
三味線
三月
三昧
三日
三人
三輪
三度
三和土
三方