“三井(みい)” の例文
人のうわさによると、戦ぎらいの公達(きんだち)は、よく、三井(みい)や、叡山(えいざん)や、根来(ねごろ)などの、学僧のあいだに、姿をかえて匿(かく)れこむよしです。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それから附近の村里を問合せてみたが、三井(みい)郡にはたしかにあって、他の郡にはまだあるという人を知らぬという。
こども風土記 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
妙音院入道相国(しょうこく)(師長公)、叡山からは良宴法印、行智律師、仙雲律師、覚兼阿闍梨、重円大徳という顔触れ、三井(みい)の園城寺(おんじょうじ)からは道顕僧都、真賢阿闍梨、玄修阿闍梨、円隆阿闍梨
法然行伝 (新字新仮名) / 中里介山(著)
春水やいくつ舟出す三井(みい)の僧 水巴
俳句はかく解しかく味う (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
午(ひる)の貝おくる木玉(こだま)や三井(みい)の秋 探志
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)
乾(から)びたる三井(みい)の仁王(におう)や冬木立 其角
俳句はかく解しかく味う (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
同 三井(みい)郡
こども風土記 (新字新仮名) / 柳田国男(著)