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万歳楽
ふりがな文庫
“万歳楽”の読み方と例文
読み方
割合
まんざいらく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まんざいらく
(逆引き)
「これは万歳と申しまして、鶴は千年の
寿
(
よわい
)
を延べ、亀は
万年
(
まんねん
)
を
経
(
ふ
)
るとかや、それに則った
万歳楽
(
まんざいらく
)
、ご覧なされい、ご覧なされい」
南蛮秘話森右近丸
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
烏帽子
(
えぼし
)
、
直垂
(
ひたたれ
)
の
伶人
(
れいじん
)
、
綾錦
(
あやにしき
)
の
水干
(
すいかん
)
に下げ髪の童子、
紫衣
(
しい
)
の法主が練り出し、
万歳楽
(
まんざいらく
)
や
延喜
(
えんぎ
)
楽を奏するとかいうことは、昔の風俗を保存するとしてはよろしいかもしれぬが
教育と迷信
(新字新仮名)
/
丘浅次郎
(著)
万歳楽
(
まんざいらく
)
、
陵王
(
りょうおう
)
の舞まで出つくして、花の梢の夕月に、歓楽の疲れも淡く暮れるかと見えたころ、突如、後醍醐は引き
直衣
(
のうし
)
のおすがたを
椅子
(
いす
)
にかけ、横笛を取って、一曲吹いた……、そして
私本太平記:05 世の辻の帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
万歳楽(まんざいらく)の例文をもっと
(3作品)
見る
“万歳楽(萬歳楽)”の解説
萬歳楽(まんざいらく、万歳楽)は、雅楽の唐楽の曲名の一つ。平調で、延八拍子の中曲である。
隋の煬帝の作曲と伝えられており、曲名によりめでたい曲とされている。
管絃と舞楽があるが、主に舞楽(舞人4人)として演奏され、現在でもよく舞われ左方平舞の代表的なものである。
天皇即位の大礼においても「饗宴の儀」において太平楽とともに舞われる 。
(出典:Wikipedia)
万
常用漢字
小2
部首:⼀
3画
歳
常用漢字
中学
部首:⽌
13画
楽
常用漢字
小2
部首:⽊
13画
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