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万吉
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まんきち
ふりがな文庫
“
万吉
(
まんきち
)” の例文
矢川文一郎に嫁した
陸
(
くが
)
は、この年長男
万吉
(
まんきち
)
を生んだが、万吉は夭折して弘前
新寺町
(
しんてらまち
)
の報恩寺なる
文内
(
ぶんない
)
が母の墓の
傍
(
かたわら
)
に葬られた。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
「妙な奴だ、手配をしてやるというのにズレちまった。はてな? ……」目明しの
万吉
(
まんきち
)
、また何か幻想を描いて、根よくそこらを歩きだした。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「ですが、決してこちらさまへ、ご迷惑をおかけ申しは致しません」と、
髷
(
まげ
)
からはずした手拭を折り畳んで、縁先へ腰を入れた男は、目明し
万吉
(
まんきち
)
、彼であった。
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
かれは天満の目明し
万吉
(
まんきち
)
だ。
鳴門秘帖:06 鳴門の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
万
常用漢字
小2
部首:⼀
3画
吉
常用漢字
中学
部首:⼝
6画
“万”で始まる語句
万
万一
万歳
万事
万年青
万更
万斛
万々
万屋
万端