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一顆
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ひとつぶ
ふりがな文庫
“
一顆
(
ひとつぶ
)” の例文
それは、初夏のイタリーの空よりも
碧
(
あお
)
く、夕空にかかる、この節の金星よりも輝やかしい、名も知れぬ
一顆
(
ひとつぶ
)
の宝石なのです。
呪の金剛石
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
お庄は銀貨を
一顆
(
ひとつぶ
)
紙に
捻
(
ひね
)
って、傍に出してあった
三方
(
さんぽう
)
の上に置いて、そこを出て来た。出る時、俥で乗り着けて来た一人の貴婦人に行き逢った。
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
「——これは甘そうですね」曲者は、桜の
実
(
み
)
の
一顆
(
ひとつぶ
)
を口にいれて、ぽつりと噛んだ。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
顆
漢検1級
部首:⾴
17画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥