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一色
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いつしき
ふりがな文庫
“
一色
(
いつしき
)” の例文
それが
一色
(
いつしき
)
になつて
回
(
まは
)
る。
白
(
しろ
)
い棺は奇麗な
風車
(
かざぐるま
)
を
断間
(
たえま
)
なく
揺
(
うご
)
かして、三四郎の横を通り越した。三四郎は
美
(
うつ
)
くしい
葬
(
とむらひ
)
だと思つた。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
殆ど
動
(
どう
)
とか力とかいふ感じを與へない、鼠
一色
(
いつしき
)
の靜止の死物であるやうに見えて居ながら、一旦海の境界線と接觸を持つと忽ち一帶の白浪が逆卷き上り
少年の死
(旧字旧仮名)
/
木下杢太郎
(著)
桜ばな
暗夜
(
やみよ
)
に白くぼけてあり
墨
(
すみ
)
一色
(
いつしき
)
の
藪
(
やぶ
)
のほとりに
桜
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
“一色”の意味
《名詞》
一つの色。単色。
場の雰囲気などがほとんど同じであること。
(出典:Wiktionary)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
“一色”で始まる語句
一色右馬介
一色村
一色別納
一色刑部
一色宮内
一色道庵
一色清五郎