“一色村”の読み方と例文
読み方割合
いっしきむら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ここから山越え六里の南、一色村いっしきむらへ立ち帰れば、土地ところの侍が、沢山います。しかも、その侍たちはみな、足利高氏さまを宗家と仰ぐ人たちですから」
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「三河の一色村いっしきむらにいるお方でしょう。あの、藤夜叉と仰っしゃるおひとへ書いたんではありませんか」
私本太平記:07 千早帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)