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一糸
ふりがな文庫
“一糸”の読み方と例文
読み方
割合
いっし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いっし
(逆引き)
面目の
髣髴
(
ほうふつ
)
たる今日から
溯
(
さかのぼ
)
って、科学の法則を、想像だも及ばざる昔に
引張
(
ひっぱ
)
れば、
一糸
(
いっし
)
も乱れぬ普遍の理で、山は山となり、水は水となったものには違かなろうが
思い出す事など
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
座に着いて、針箱の
引出
(
ひきだし
)
から、
一糸
(
いっし
)
其の色
紅
(
くれない
)
なるが、
幼児
(
おさなご
)
の胸にかゝつて居るのを見て
蠅を憎む記
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
彼らは我々の目の前に、
一糸
(
いっし
)
も
纒
(
まと
)
わぬ、
赤裸々
(
せきらら
)
の姿を見せてはいますけれど、まだ
羞恥
(
しゅうち
)
の着物までは、脱ぎすてていないのです。それは人目を意識した、不自然な姿に過ぎないのです。
湖畔亭事件
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
一糸(いっし)の例文をもっと
(5作品)
見る
“一糸”の意味
《名詞》
一本の糸。
非常に僅かなこと。
(出典:Wiktionary)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
糸
常用漢字
小1
部首:⽷
6画
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一糸乱
一糸一毫
一糸一髪
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一糸乱
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“一糸”のふりがなが多い著者
江戸川乱歩
夏目漱石
海野十三
泉鏡花
岡本綺堂