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一篇
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いっぺん
ふりがな文庫
“
一篇
(
いっぺん
)” の例文
しかし三重吉氏は、『赤い鳥』で単に文芸方面の仕事だけをのこしたのではなくて、あの中には、毎月
一篇
(
いっぺん
)
ずつ児童向きの科学教育の文章がのっていたのである。
「茶碗の湯」のことなど
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
その点から言って、この
一篇
(
いっぺん
)
は、全体として、やはり次郎の生活記録であるにはちがいないのである。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
が、われ等の受持にかかる霊的通信は、恐らく彼等にとりて
一篇
(
いっぺん
)
の夢物語に過ぎないであろう。
霊訓
(新字新仮名)
/
ウィリアム・ステイントン・モーゼス
(著)
一篇
(
いっぺん
)
の構成あやまたず、適度の
滑稽
(
こっけい
)
、読者の眼のうらを焼く悲哀、
若
(
も
)
しくは、粛然、
所謂
(
いわゆる
)
襟
(
えり
)
を正さしめ、
完璧
(
かんぺき
)
のお小説、朗々音読すれば、これすなわち、スクリンの説明か、はずかしくって
斜陽
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
“一篇”の意味
《名詞》
一つの詩文や書物。
(出典:Wiktionary)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
篇
漢検準1級
部首:⽵
15画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥