トップ
>
一条
>
ひとくさり
ふりがな文庫
“
一条
(
ひとくさり
)” の例文
旧字:
一條
怖ろしい無理
押付
(
おしつけ
)
であつたのは今だに
老人
(
としより
)
の一つ話に残つてゐる事だが、その慌しい没落について、
一条
(
ひとくさり
)
の小説めいた話がある。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
でも、今はそれどころではないので、壺のことは、丹下左膳という得体の知れない人斬り狂人におさえられてしまったと、その
一条
(
ひとくさり
)
をざっと物語ると、ジッと眼をつぶって聴いていた丹波
丹下左膳:02 こけ猿の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
……自分介抱するよって、
一条
(
ひとくさり
)
なと、可愛い可愛い
女房
(
おかみ
)
はんに、
沢山
(
たんと
)
芝居を見せたい心や。またな、その心を
汲取
(
くみと
)
って、
鶉
(
うずら
)
へ
嬉々
(
いそいそ
)
お帰りやした、貴女の優しい、
仇気
(
あどけ
)
ない、可愛らしさも身に染みて。
南地心中
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
条
常用漢字
小5
部首:⽊
7画
“一条”で始まる語句
一条路
一条道
一条兼良
一条一
一条下
一条廓
一条町
一条縄
一条忠衛
一条大蔵卿朝成