“ヱノグ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:ゑのぐ
語句割合
彩色50.0%
繪具33.3%
絵具16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今から、横佩墻内へ馳けつけて、彩色ヱノグを持つて還れ、と命ぜられたのは、女の中に、唯一人殘つて居た長老オトナである。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
線描スミガきなしに、うちつけに繪具ヱノグを塗り進めた。美しい彩畫タミヱは、七色八色の虹のやうに、郎女の目の前に、輝き増して行く。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
線描スミガきなしに、うちつけに絵具ヱノグを塗り進めた。美しい彩画タミヱは、七色八色の虹のやうに、郎女の目の前に、輝き増して行く。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
あくる日、絵具ヱノグの届けられた時、姫の声ははなやいで、興奮ハヤりかに響いた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)