“ランタン”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
提燈50.0%
提灯25.0%
角燈25.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すると何を考えたのか水夫長が大急ぎで自分の部屋に飛び込んで行ったので、皆は又ハッとさせられた……ところが間もなく、その水夫長が片手に小さな提燈ランタンをブラ下げて出て来たので、ホッとした連中が訳もなくアトからゾロゾロとクッ付いて行った。
幽霊と推進機 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
仮令たとえ諸君がかの古の希臘ギリシア提燈ランタンを携へて探しまはつても、世間の評判によつて自己の社会上の位置や仕事の上に何等の利害得失を蒙らない人を見付出すことは不可能であらう。吾人は自己の確信を臆することなく吐露する個人の集団ではなく、他の国民に比して極めて臆病なる群衆である。吾人は相互に恐れ合つてゐるのである。
少数と多数 (新字旧仮名) / エマ・ゴールドマン(著)
「あの提灯ランタンは何といふの?」
熱い風 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
角燈ランタンをつけた軽馬車が幾台も並んでおり、玄関前には二人の憲兵が立っていて、遠くの方では馭者の喚き声が聞こえている——つまり、何もかもが注文どおり備わっていた訳だ。