“フレッシュ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
新鮮50.0%
33.3%
清新16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
東京の街頭などでは、夢にも見られないような、その新鮮フレッシュな情景が、俺の心を初秋の京都にひきつけてしまった。俺は京都が好きになった。京都へ来たことは決して後悔はしない。
無名作家の日記 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
シュピーツを過ぎると、もう二十分で、アーベントベルクの樅の木立も、フレッシュな若芽が萌えて、そこに囲まれた野や畑も、冬来た時とはまるで国が異ったようだ。
スウィス日記 (新字新仮名) / 辻村伊助(著)
あの、早春の鉛色なまりいろの空を背景にして、ふしくれだった、そしてひねくれ曲がった枝に、一輪二輪とほころめるところは、清新フレッシュな、本当になんとも言われない妙味のあるものです。
季節の植物帳 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)