“フセ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:ふせ
語句割合
33.3%
33.3%
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「北ハ曹操ヲフセギ、東ハ孫権ト和ス。お忘れあるな」
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
さうして、其内側には、夏冬なしに簾が垂れてあつて、戸のあげてある時は、外からの隙見をフセいだ。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
王師オウシ天命テンメイアリ、ヨロシク外ニフセゲ——とは古来の鉄則かとぞんじまする。——事ただならずとは申せ、三軍はまだ健在ですし、金吾義貞も、前線にまかりおること。
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)