“パレツト”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
画板66.7%
調色板33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
絵具を画板パレツトで練らずになまな色のまま並べようとする画家の技巧テクニツクにも似て居るやうであるが、これは無理な試みであらう。(十月三日)
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
おれの左の手にはまだ画板パレツト刷毛パンソウとを持つて居た。
素描 (新字旧仮名) / 与謝野寛(著)
ゑがかれつゝある人の肖像は、此彩色いろどりみだあひだにある。ゑがかれつゝある人は、突き当りの正面に団扇をかざして立つた。ゑがく男は丸いをぐるりとかへして、調色板パレツトつた儘、三四郎に向つた。
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)