“テェブル”の漢字の書き方と例文
語句割合
卓子100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……どれ、(樹の蔭に一むら生茂おいしげりたるすすきの中より、組立てに交叉こうさしたる三脚の竹を取出とりいだして据え、次に、その上のまろき板を置き、卓子テェブルのごとくす。)
紅玉 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
一の烏 むむ、そこで、椅子いすやら、卓子テェブルやら、天幕テントの上げさげまで手伝うかい。
紅玉 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
(もとに立戻りて、またすすきの中より、このたびは一領の天幕テントを引出し、卓子テェブルおおうて建廻す。三羽の烏、左右よりこれを手伝う。天幕のうちは、見ぶつ席より見えざるあつらえ。)おたのしみだわね。
紅玉 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)