“スイツツル”の漢字の書き方と例文
語句割合
瑞西100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大約おほよそ三百ヤードばかり距離きよりを四くわい往復わうふくするのであるが優勝者チヤンピオンには乘組のりくみ貴婦人連レデイれんからうるはしき贈物おくりものがあるとのことで、英人エイじん佛人フツじん獨逸人ドイツじん其他そのほか伊太利イタリー瑞西スイツツル
美髯びせんを一捻して主人の静かに答ふらく、然りアルノの河の畔など、伊太利の風光もさる事ながら、しかも我にはかの瑞西スイツツルの楽天地、アルペン山の又なき神々しさを拝みたる許り嬉しき時はなかりき。
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)