“スィツル”の漢字の書き方と例文
語句割合
瑞西100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
われかつて『ウィルヘルム・テル』の劇を見たりし時、しいたげられしといふ瑞西スィツルの土民、その暴主と問答する態度の豪気ある事、決してわが佐倉宗五郎さくらそうごろうの如き戦々兢々たるの比にあらざる事を知れり。
矢立のちび筆 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)