“シーズン”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
季節72.7%
期節9.1%
交際季節9.1%
楽季9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
東京へ引き上げた後も季節シーズン毎に村に帰つて——堀口達を牽制しつゞけてやることが出来る。百合子は、この頃こそ騎手にならなかつたが、誰にもけを
南風譜 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
登山の期節シーズンは、このくらいの高さになると、雪線はずっと麓になってしまうし、第一、二千米突以上の山では、天気が悪ければいつでも吹雪シュネーシュトゥルムで、真夏だって冬と同じだが、何れにしても
スウィス日記 (新字新仮名) / 辻村伊助(著)
やりかけたついでだから、計画は随分大それたものだが、まず此の残りの四千米突を片っぱしから平らげて、まだ期節シーズンが過ぎなかったらミシャーベルのドームに、ナーデルホルンとモンテ・ローザ
スウィス日記 (新字新仮名) / 辻村伊助(著)
九月は農家の祭月まつりづき、大事な交際季節シーズンである。風の心配も兎やらうやら通り越して、先収穫しゅうかくの見込がつくと、何処どこの村でも祭をやる。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
その後巴里パリの人気の中心となり、一楽季シーズンに五十四回の演奏会を開いたことさえあるということだ。一九〇三年米国に遊び、爾来順調な楽壇生活を続けて今日に及んでいる。