期節シーズン)” の例文
登山の期節シーズンは、このくらいの高さになると、雪線はずっと麓になってしまうし、第一、二千米突以上の山では、天気が悪ければいつでも吹雪シュネーシュトゥルムで、真夏だって冬と同じだが、何れにしても
スウィス日記 (新字新仮名) / 辻村伊助(著)
やりかけたついでだから、計画は随分大それたものだが、まず此の残りの四千米突を片っぱしから平らげて、まだ期節シーズンが過ぎなかったらミシャーベルのドームに、ナーデルホルンとモンテ・ローザ
スウィス日記 (新字新仮名) / 辻村伊助(著)
此の期節シーズンに、十はどうあっても登ってしまおう、此の次に来ると云っても、おいそれとは行けないから、何でもかんでもこの十だけは平らげようってんで、予算にはすでに五千フランを計上した。
スウィス日記 (新字新仮名) / 辻村伊助(著)