“クツロ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:くつろ
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
八つの聲が答へて、彼等は訓練せられた所作のやうに、忽一度に、草の上にクツロぎ、再杖を横へた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
八つの聲が答へて、彼等は訓練せられた所作のやうに、忽一度に、草の上にクツロぎ、再杖を横へた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
八つの声が答へて、彼等は訓練せられた所作のやうに、タチマチ一度に、草の上にクツロぎ、フタタビ杖をヨコタへた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
この時、姫の心は、急にクツロぎを感じた。さつと——汗。全身に流れる冷さを覚えた。コハい感情を持つたことのないあて人の姫は、スグに動顛した心を、とり直すことが出来た。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)