“ウト”の漢字の書き方と例文
ひらがな:うと
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
葬儀に際してウトアラび来る死の凶霊を、百獣の王である獅子の威光によって、払い除ける呪力あるものとして、用いたのに始まると考えている。
獅子舞雑考 (新字新仮名) / 中山太郎(著)
この家も世間どほりに、女部屋は、日あたりにウトい北の屋にあつた。その西側に、チヒサ蔀戸シトミドがあつて、其をつきあげると、方三尺位なマドになるやうに出来てゐる。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)