“ろじょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鹵城50.0%
路上50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鹵城ろじょうにある蜀兵を、深く探ってみましたところ、案外少数です。大軍と見せていたは孔明の軍立いくさだてによる用兵の妙で、味方の兵力をもって包囲すれば、おそらく袋の鼠でしょう」
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
鹵城ろじょうから使いを急派して、祁山に残して来た王平、張嶷ちょうぎ、呉班、呉懿ごいの輩に宛てて
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
時しも孔明は、隴西の麦を押える目的で、鹵城ろじょうを包囲し、守将のこうを容れて
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ふたたび、路上ろじょうると、かぜが、みみもとで、「みんなながれのごとくってしまった。」と、ささやきました。かれたよりなく、さびしく、ひとりうなずいたのでした。
風はささやく (新字新仮名) / 小川未明(著)