“ろうげつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
臘月58.3%
朧月33.3%
籠月8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
折ふし延宝二年臘月ろうげつ朔日ついたちの雪、繽紛ひんぷんとして六美女の名にちなむが如く、長汀曲浦ちょうていきょくほ五里に亘る行路の絶勝は、須臾たちまちにして長聯ちょうれん銀屏ぎんぺいと化して、虹汀が彩管さいかんまがふかと疑はる。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
人のえし渡殿わたどのの影ほのぐらき朧月ろうげつ
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
福岡県若松市の村岡籠月ろうげつ君から句稿を送って来る手紙の端に、こんな事が書いてあった。
俳句への道 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)