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ろうかん
ふりがな文庫
“ろうかん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
琅玕
67.6%
蝋管
21.6%
老幹
8.1%
瑯玕
2.7%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
琅玕
(逆引き)
と、相手の胸の上には、彼の母が
遺物
(
かたみ
)
に残した、あの
琅玕
(
ろうかん
)
の
勾玉
(
まがたま
)
が、曇りない月の光に濡れて、水々しく輝いていたではないか。
素戔嗚尊
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
ろうかん(琅玕)の例文をもっと
(25作品)
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蝋管
(逆引き)
蓄音機が非常に珍しくまだ平円盤がなくて
蝋管
(
ろうかん
)
の時分、高いところへ蓄音機を
据
(
す
)
えてそのわきに端座し銭をとって今日のレシーバーの役目をする長いゴムの管を客の耳に貸し
新古細句銀座通
(新字新仮名)
/
岸田劉生
(著)
ろうかん(蝋管)の例文をもっと
(8作品)
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老幹
(逆引き)
高い木のなびく、頂きには、青い空が
綻
(
ほころ
)
びている。かの夕陽に赤く色づき、朝日に照り返って輝く、皮の剥げた枯木の
老幹
(
ろうかん
)
は、白くなって、青々と繁った林の中から突き出て見えた。
森の暗き夜
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ろうかん(老幹)の例文をもっと
(3作品)
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瑯玕
(逆引き)
法師が、そっと
覗
(
のぞ
)
いてみると、なるほど、
瑯玕
(
ろうかん
)
みたいに白く
凍
(
こご
)
えきった若者が、孤寂として、中の
床
(
ゆか
)
にひとりで端座しているのである。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ろうかん(瑯玕)の例文をもっと
(1作品)
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らうかん