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ろういろ
ふりがな文庫
“ろういろ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
蝋色
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蝋色
(逆引き)
頤骨
(
あごぼね
)
が
尖
(
とが
)
り、頬がこけ、
無性髯
(
ぶしょうひげ
)
がざらざらと
疎
(
あら
)
く黄味を帯び、その
蒼黒
(
あおぐろ
)
い
面色
(
かおいろ
)
の、
鈎鼻
(
かぎばな
)
が尖って、ツンと
隆
(
たか
)
く、小鼻ばかり
光沢
(
つや
)
があって
蝋色
(
ろういろ
)
に白い。
灯明之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
第一が黒の
蝋色
(
ろういろ
)
である。それから、朱、
青漆
(
あおうるし
)
、朱うるみ、ベニガラうるみ、金
白檀
(
びゃくだん
)
塗り、
梨子地
(
なしじ
)
塗りなど。
幕末維新懐古談:07 彫刻修業のはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
そのかげに身をひそめた左膳が、近づく駕籠を
半暗
(
はんあん
)
にすかして見ると——
蝋色
(
ろういろ
)
鋲打
(
びょうう
)
ちの身分ある女乗物。
丹下左膳:03 日光の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
ろういろ(蝋色)の例文をもっと
(11作品)
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