“れいぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
礼儀83.3%
禮儀10.0%
礼義3.3%
禮義3.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この姑の婦人もまた、旧武士の家庭に育った士族のむすめで、純日本風の礼儀れいぎ正しき教育を受け、かつ極めて善良に優しい心根の人であった。
禮儀れいぎたゞしくおしなさい』とあいちやんは嚴格げんかくつて、『なんです、他人ひとたいして亂暴らんばうな』
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
先生の新橋行きは前日わざわざ告別に来た友人に対する礼義れいぎとしてその日突然起った出来事であった。先生はすぐ帰るから留守でも私に待っているようにといい残して行った。
こころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
長庵は横目よこめでジロリとなが空嘯そらうそふけば十兵衞は何れ歸村きそんを致せし上御禮の仕樣もありぬべしとちかしき中にも禮義れいぎを知る弟が心ぞしほらしき
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)