“りょてん”の漢字の書き方と例文
語句割合
旅店100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一同は一足お先に那河川なかがわに架けたる橋を渡り、河畔の景色けいしょくき花月旅店りょてんに着いて待っていると、もなく杉田先生得意満面、一行の荷物を腕車わんしゃに満載してやって来た。
本州横断 癇癪徒歩旅行 (新字新仮名) / 押川春浪(著)
ライスカレー 秋 第二百十五 旅店りょてんの衛生
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
沢はざるに並んだ其の柿を鵜呑うのみにしたやうに、ポンと成つた——実は……旅店りょてんの注意で、暴風雨あらし変果かわりはてた此のさき山路やまみちを、朝がけの旅は、不案内のものに危険けんのんであるから、一同のするやうに
貴婦人 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)