“りづめ”の漢字の書き方と例文
語句割合
理詰100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
も達し家主の身に取ても然樣さやうなることのしれし上は打捨うちすてては役儀もすまざること故夫々に手配てくばりなし御番所へ願ひ出るにより此時の證據人に相違さうゐ無く御立下たちくだされよとお光倶々とも/″\退引のつぴきさせぬ理詰りづめだんじに忠兵衞は暫時しばしもの
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「うむ、何とかぬかせやい、おいらの方から出て行ってやりてえのだが、理詰りづめの槍になっているからそうはいかねえのだ、ここは手前てめえの方から出て来るところだ、盲目めくらなら仕方がねえが、盲目でなかったら出て来いやい」
大菩薩峠:13 如法闇夜の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)